Tension Infiltrometer
張力浸透計
張力浸透計は、土壌の不飽和浸透特性を測定する計器です。
水が土表面で溜まると、その水は、緩やかに土壌内に浸透していきます。
これは、水が土へ浸透する際の水面の小さな張力によって生じる現象です。
土表面の飽和透水係数は、二重環浸透計で測定されることがあります。
この二重環浸透計を設置して大気圧の下で水を土に浸透させます。
二重環浸透計で測定された定常状態の浸透率が飽和透水係数と等しいと考えられます。
しかし二重環浸透計を利用して土表面で溜まった水は、大部分が土の割れ目や、
虫の掘った穴から浸透します。したがって結果的に土壌マトリックスに相当しな
い非常に大きな飽和透水係数値が得られてしまうことがあります。
水が浸透する際に小さな負圧(張力)をかけることによって、水が大きめな割
れ目や虫の掘った穴に流入せずに土マトリックスへと浸透します。その結果、
張力浸透計で得られる測定値は全体としてより正確なものとなります。
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